大器晩成な道を歩んだソフトウェア
オンラインカジノで使われるまでに苦労したネットエント
ネットエントは1996年に誕生した企業です。
ソフトウェア会社の中でも古い会社に該当しますが、オンラインカジノで使われるまでに相当苦労している会社です。
なかなかソフトウェアを利用してもらえず、契約までに多くの時間を費やしていたからです。
オンラインカジノでは最近になって使われるようになったソフトウェアですが、苦労しているだけあって信頼性とグラフィックという部分で妥協しない姿勢があります。
ネットエントは近年になって利用されてきた
オンラインカジノは、一時期マイクロゲーミングとプレイテックに事実上分かれている傾向がありました。
過去には他のソフトウェア会社も契約を行っていましたが、マイクロゲーミングとプレイテックが非常に優れているため、この2つの会社と契約していれば大丈夫だろうという時代がオンラインカジノにもあったのです。
ネットエントもその影響を受けてしまい、一時期ほとんど利用されていませんでした。
この影響でネットエントはいいソフトウェアを作っているにもかかわらず、オンラインカジノでは使われない苦労の時代を迎えることとなりました。
近年になり、ダウンロードを行わないブラウザゲームという部分に着目し、ネットエントは開発を進めていきました。
時代がネットエントに合ってきた部分もあり、徐々にですがオンラインカジノがネットエントを採用し始め、現在では主力のソフトウェア会社にまで成長していったのです。
地道な努力と交渉でネットエントが使われるように
ソフトウェアに対して地道な努力を続けたこと、そしてグラフィックや信頼性の向上を図ったことにより、ネットエントは徐々にですが使われるようになりました。
オンラインカジノも、ネットエントの信頼性が高いと判断して、近年は契約を積極的に結ぶようになりました。
ベラジョンカジノやカジ旅は、ネットエントと積極的に契約している会社です。
オンラインカジノでもこの2つは、ブラウザゲームの導入に積極的に取り組んでおり、ダウンロードをしなくてもいいオンラインカジノとして有名になりました。
その背景にはネットエントが大きく絡んでいます。
地道にソフトウェアの開発を進めて努力を続け、オンラインカジノに認められるようになったため、現在はネットエントが他のソフトウェア会社に迫る勢いを持つようになりました。
開発の方針はいまだに変わっておらず、安心して使えるソフトウェア会社としてオンラインカジノへアピールしています。
ネットエントはゲーム数が少ない問題も
ネットエントは、他のソフトウェア会社に比べてオンラインカジノのゲームが少ない問題を抱えています。
多くのゲームを開発できるプレイテックやマイクロゲーミングに対して、提供しているゲームの数は多くありません。
従ってネットエントだけと契約をしているオンラインカジノは、ゲーム数が少ない問題を抱えてしまいます。
そこでオンラインカジノは、他のゲーム会社と提携しつつも、ネットエントとの契約を取るようにしています。
ネットエントだけと契約を行うオンラインカジノは少ない
ネットエント以外のソフトウェア会社と契約を行わないと、ゲーム数が増えない問題を抱えてしまいます。
オンラインカジノは新しいゲームが次々と登場する点がメリットと言われるほど、新しいゲームは非常に重要です。
ネットエントもしっかりゲーム開発は進めていますが、プレイテックやマイクロゲーミングのように新しいゲームを次々と生み出せるわけではありません。
従ってゲーム数が足りないために、ユーザーにアピールできない問題を抱えています。
オンラインカジノは、なるべく多くのゲームで遊べるように、サイトの構築を考えています。
サイトを上手に構築できていれば、ユーザーがオンラインカジノで遊んでくれるからです。
そこでネットエントだけの契約ではなく、他のソフトウェア会社とも契約を行って、ネットエント以外のゲームも次々と導入しているのです。
確かにネットエントはいい会社でもありますし、多くのオンラインカジノが契約しているのは間違いないことです。
ただ、ゲーム数の少ない点だけはかなり気になっているようで、他のソフトウェア会社に次いで契約されるケースが多くなっています。
ネットエントは開発力が今後の課題に
これから多くのゲームを開発して提供できる状況になれば、ネットエントだけの契約を行うオンラインカジノは出てくるでしょう。
しかし、現状ではネットエントだけと契約するオンラインカジノはありません。
開発力が不足しているのか、それともゲームを多く作ろうという気持ちがないのか、ネットエントの最新ゲームは不足しているためです。
今後開発力をしっかり養成し、多くのオンラインカジノユーザーが納得できるほどのゲームを作り出せば、ネットエントを利用するオンラインカジノは増えていくでしょう。
同時にかなり多くのゲームを生み出せるようなら、全てのソフトウェア契約をネットエントに切り替え、ブラウザのみでオンラインカジノを楽しめるサイトが出るかもしれません。